最新のJAPANTEXはこちら

価格を抑えたレンタルオフィス、関西で初 日本リージャス

 レンタルオフィス事業を展開する日本リージャスはこのほど、関西地区に、小規模企業向けに価格を抑えたオフィススペース「オープンオフィス」を開設する。場所は大阪市中央区の京阪淀屋橋ビル(12月25日オープン)と、京都市中京区の京都クロトビル(2014年2月1日オープン)。

 「オープンオフィス」は昨年から加わったブランドで、関西地区に開設するのは今回が初めて。従来の「リージャス」ブランドよりも賃料を低く設定し、主に小規模企業や起業したばかりの人向けとして展開している。ビジネスに必要な「レンタルオフィス」や「レンタル会議室」、テレワークやモバイルワーク向けの「ビジネスラウンジ」などで構成するのは同じだが、「リージャス」ブランド拠点のような受付サービスはない。

 同社はこれまで関西エリアでは「リージャス」ブランドとして大阪と神戸に計5拠点を展開してきた。利用規模やエリア、働き方が多様化する中、利用者ニーズに柔軟に対応できるように今回開設することになった。小規模企業や起業の利用に加えて、大手企業やグローバル企業の出先オフィスとしての利用も見込む。

 レンタルオフィスの月額利用料金は、大阪市の「京阪淀屋橋」が3万8900円(1名1室利用)から、京都市の「京都河原町御池」が3万円台(同)からの予定。