最新のJAPANTEXはこちら

大阪ガス、200万円切るエネファームを発売

 大阪ガス(大阪市)は、東芝燃料電池システム(横浜市)、長府製作所(山口県下関市)、ノーリツ(神戸市)と共同で家庭用燃料電池「エネファーム」の新製品を開発した。大阪ガスが2014年4月1日から販売する。
 
 新製品は、燃料電池発電ユニットを東芝燃料電池システムが製造し、長府製作所とノーリツが排熱利用給湯暖房ユニットを製造する。低コスト材料の開発や構造の簡素化などにより、現行品よりも60万円以上価格を抑え、標準価格は税別180万円、消費税8%時税込みで200万円を切る。
 奥行寸法を現行品の790mmから700mmに縮め、敷地対応力を高めたほか、発電効率は現行品の38.5%から39%に、総合効率は94%から95%に向上している。停電時も運転可能な自立運転機能付きも同日に販売を開始する。