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パナソニック エコソリューションズ社 木を超える美しさと機能を目指した内装建材シリーズ – オンライン記事

<内装建材のボリュームゾーン商品を8年5カ月ぶりに一新した。「VERITIS(ベリティス)」として2014年4月に発売する。天然木の持つ「木目」「木肌」「照り」「艶」「色彩」の5つの要素を追求し、無垢材に近い表現力を実現した。2014年度に建具・造作材一式で1420億円、床材で360億円の売上を目指す。>

panaPB204067.JPG 同社は住宅の内装建材ではトップシェアを持つ。ドア・床材で25%程度のシェアを占める。これまで住宅用の内装建材としては、普及価格帯の「LiviE」シリーズ、中級価格帯の「LiviE -Realo」シリーズを中心に展開してきた。今回、ラインナップを見直し、中級から普及価格帯までのボリュームゾーンを網羅する新シリーズとして発売するのが「ベリティス」だ。

5つの視点で極上の〝木味感〟を追求
 「ベリティス」では、本物の天然木の無垢材に近づけるため、新たにシートメーカーと共同で木目シートを開発した。その際にこだわったのが、天然木が持つ「木目」「木肌」「照り」「艶」「色彩」の5つの要素を取り込むこと。具体的にはトップコート層、手触り感演出層、深み演出層、照り演出・木目柄印刷層、ベース印刷層という特殊層を積層することにより、これを具現化した。

 一方、床材では天然木による突板を採用した。同社独自の「熱着色技術」を用い、天然木を活かした床材を実現した。特殊な熱処理により色や木目の鮮明さをコントロールする技術で、塗料の塗り重ねを必要最小限にとどめ、木目や照りといった木味感を損なうことなく天然木本来の表現力を活かすというものだ。

多様なインテリアコーディネートを実現
panal-jn131120-1-2.jpg 「ベリティス」では、建具については「ウォールナット」「チェリー」「メープル」「オーク」の4つの樹種に「スモークオーク」「ホワイトオーク」「しっくいホワイト」を加えた7つの基本色柄を用意。床材では「ナチュラルウッドタイプ」と「ベリティスカラータイプ」で構成される10柄を揃えた。商品ラインナップは、約2万点に及ぶ。

 2014年度の販売目標は、建具・造作材一式で1420億円、床材のみで360億円としている。

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