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投資家ニーズ、区分マンションで高額傾向が鮮明 12月・ファーストロジック調べ

 不動産投資サイト「楽待」を運営するファーストロジック(東京都港区、坂口直大社長)は、12月の投資用不動産市場動向調査をまとめた。2013年12月1~31日の間に同サイトに新規掲載された物件と投資家から問い合わせのあった物件を分析した。

 区分マンション(1戸)については、新規掲載された平均物件価格は1086万円(前月1087万円)で前月比ほぼ横ばいで推移した。一方、問い合わせ物件の価格は前月比106万円アップの1021万円で、過去2年で最高額となった。ここ数カ月は上昇傾向が続いており、投資家がより高額な物件に関心を寄せる傾向が鮮明になった。

 なお、1棟マンションの価格については、新規掲載が1億8042万円で前月比703万円の下落、問い合わせも1億4624万円で同2047万円下落した。