積水化学工業は2月3日、同社が製造・販売する管材や継手などを3月1日出荷分から値上げすると発表した。主原料である塩化ビニル樹脂やポリエチレン樹脂価格の高騰と円安の影響によるもの。コスト削減や効率化により対応を図ってきたが、これ以上の自助努力はできないと判断した。
値上げ幅25%以上となるのは、「塩化ビニル管全般」「排水継手・下水継手・カイショマス」「ポリエチレン管および継手」など。値上げ幅15%以上は、「給水継手・塩ビマス・接着剤・保湿剤」など。値上げ幅10%以上は、「強化プラスチック複合管」。