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オリックス不、埼玉の物流施設、全テナント決定 非常用発電を採用

 オリックス不動産は、4月下旬に竣工した物流施設「岩槻ロジスティクスセンター」(埼玉県春日部市)の2、3階部分約4500坪について、ヤマト運輸と賃貸借契約を締結したと発表した。1、4階は既に契約済みで、これにより全テナントが決まった。

 同施設は、地上4階建てで、延べ床面積は9520坪。1、2階にトラックバースを備え、それぞれ28台、27台の大型車の接車が可能。

 また、非常用発電機を導入しており、非常時でも荷物用エレベーターや照明を約27時間使用できるという。

 場所は、東北道の岩槻ICから4.5キロ、東武野田線の豊春駅からも1.4キロの立地。従前、倉庫として使われていた土地と建物を同社が取得し、建て替えた。市街化調整区域内に位置するものの、従前と同様の用途であることなどで許可を得ているため、営業倉庫登録が可能という。

 同社は、今回の施設を含めてこれまでに37件の物流施設を開発している。