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太陽光パネルの満足度、コストがらみで高い傾向 ハンファQセルズ調査

 ハンファQセルズジャパン(東京都港区)は、2010年以降に太陽光発電パネルを自宅に設置している30~50代の既婚男女300人を対象に満足度などに関するアンケートを行った。調査期間は2013年12月3日〜5日。
 太陽光発電パネルに対する満足度を聞くと、94.3%とほぼ全員が「満足」と回答。満足度の高いポイントとしては、「デザイン」(96.7%)、「晴天時の発電量」(92.3%)、「サイズ」(90%)がトップ3に。逆に満足度が低かったのは「曇天時の発電量」(66.7%)、「初期投資価格」(67.3%)だった。

 個別の満足度を聞くと「電気代が節約できた」(95.7%)、「メンテナンス費用がかからない」(83.3%)、「晴天時の発電量」(82.3%)、「売電と買電の収支が黒字になった」(80.7%)とお金にまつわる項目での満足度が高かった。一方、「雪の日の発電量」(37.7%)、「雨天時の発電量」(39.3%)、「夕方の発電量」(44%)、「早朝の発電量」(52%)、「曇天時の発電量」(57.3%)は満足度が低い傾向にあった。
 なかでも曇天時の発電量に不満がある人は、どの項目でも満足度が低い結果になっているとした。
 これから太陽光発電パネルの購入を検討する人へのアドバイスを聞くと、「総合的な発電量」(99%)、「保証内容の充実」(97.7%)、 「初期購入時の価格」 「メンテナンス体制の充実」(いずれも97%)が上位に来た。