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インテリアにあまり興味の無い人でも、「挿し色(アクセントカラー)」って言葉は、大抵の人が耳にした事があるはず。お部屋全体を構成する色は、ベースカラー、アソートカラー、アクセントカラーと大きく3つに分けられているのだけど、一番小さい面積で使う「アクセントカラー」だったら、抵抗無く色を取り入れる事が出来る方も多いはず。

今回は、アイボリーの無地をベースに、ダッヂオレンジをアクセントに差し入れた例を紹介します。

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こちらは築年数の古いお宅のベットルーム。重厚感や落ち着き、安心感など新築にはない良さがあるのだけど、そこを少しモダン目に引っ張る事で、良い感じのミックス感が生まれてオシャレに見えるものなんです。仮にダマスクや唐草のジャガードなど、クラシックで重厚な生地を合わせると「ズーン」って沈んじゃう。ちょっと上げ目でちょうど良いんですよ~。

でも行き過ぎても浮いちゃうだけでダメ。そこで今回はアイボリーの麻の生地をシェードのベースに使い、ヘム(縁)だけにオレンジを「ちょい足し」。これがポリエステルのケミカル素材だと浮いちゃうので、絶対NGなんですね~。

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クローゼットスペースの間仕切りに入れたパネルトラックも同じカラーながら、メインの無地は生地の特性がより適しているコットンに変え、微妙に異なる2色を交互に配置して、奥行き感をプラス。もちろんダッヂオレンジは共通で。ちなみに裾の長さは、ルンバ君が通れる隙間を空けてます。

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それでもって、お客様がお手持ちのベットカバーにも同じ生地でアクセント。これはサイズ調整も兼ねての事なんだけど、こうやって手持ちの物にもちょっと手を加えてあげるだけで、新鮮さが蘇るのでお勧めです。

今回は、上手にアクセントカラーを使う事、ほどほどのミックス感、それらにちょっと意識を向けて築深の良さを生かしましょう!という事例でした。

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