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こんにちは。東京校事務局スタッフです。
さて、表参道は随分と秋らしい気候になってきました。気候だけでなく、各ショップのウィンドウの向こう側もすっかり秋の装いになっています。学校へ向かう道を歩くだけでも、秋の到来を感じ、ワクワクしてしまいます。
皆さんは、秋というと何を思い浮かべますか?読書の秋?スポーツの秋?芸術の秋?それとも食欲の秋でしょうか?皆さんのお好きな秋の過ごし方を是非お聞かせください!

私は先日、休暇を使って、友人達と山中湖へ行ってきました。東京から約1時間半で、喧噪な日常から一転、豊かな自然に包まれた空間へ足を踏み入れることができます。東京には魅力的な建造物やイベントや人々で溢れていますが、たまには自然が恋しくなってしまうのが、人間の本質なのかもしれませんね。

今回は、高速道路を使わずに、一般道で山中湖へ向かいました。(そのため、片道3時間はかかりました!)大好きな音楽(最近は、Rodrigo y Gabrielaというアコースティック・ギターデュオにハマっています。オーストリアから来日した打楽器奏者4人により編曲・演奏された、あつい生演奏を聴いてから大ファンになりました!)を聞きながら、都会から田舎へと変わりゆく街並みを走るのは、切ない気持ちになると同時にホッと一息つける瞬間であったりもします。

最終地点である山中湖は、世界遺産に登録された富士山を、垣間見ることのできる絶景ポイントでしたが、私達が一番感動したのは一般道の途中でふいに出会った「道志川」でした。窓の外にちらほらと川で釣りをする人を見かけた私達は、もちろん「ちょっと降りてみよう!!」ということに。

靴を脱いで、ジーパンを捲って、川に入ってみると冷たくて本当に気持ちがいい。

透き通った水に、キラキラ光る水面が本当に素敵で、思わず長居してしまいました。

愛用している一眼レフを片手に岩に上って写真を撮ったり、川に足をつけながら友人達と語り合ったり、とても有意義な時間が過ごせました。
川で遊ぶ、なんてまるで童心にかえったようなことをしながら、来年はここで釣りをしてみたいね、バーベキューをしたいね、という話にまで発展し、また一つ友人との夢が出来てとても嬉しく思いました。

その後、道の駅に寄って旬のお野菜をたくさん買ったり、不思議な形の建物をした、ほうとうのお店に入ったり、温泉に浸かったりと予定していなかった寄り道にとても時間がかかり、山中湖にいた時間はほんの小一時間となってしまいました。しかし、その寄り道での出来事がどれも色濃く残っており、大切な思い出の一つとなりました。

今は様々な移動手段があり、情報があり、利用者が好きなものを選べる時代です。みなさんは、どんな手段を使って目的地に向かいますか?限られた時間、限られた予算の中でそれでも美しいものが見たかったり、新しいものに出会いたかったり、楽しいことをしてみたかったり…そのための目的や手段は人それぞれ。どれもが気持ち次第で最高の思い出になること間違いなしですが、たまにはインターネットや口コミ、情報誌に頼らず、自分の気持ちの思うがままに寄り道をしてみるのもいいかもしれません。

東京校 事務局スタッフ