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無残土の地盤改良工法が建築技術性能証明を取得 尾鍋組

 尾鍋組(三重県松阪市)は9月19日、同社が三重大学と共同開発した地盤改良技術「エコジオZERO」について、9月11日付けで建築技術性能証明を取得したと発表した。
 「エコジオZERO」は、ケーシングと呼ぶ鉄筒を回転させながら地面に打ち込んだうえで、地上の筒の横から砕石を流し込み10センチごとに締め固める工法。改良工事の際にセメント系固化材などをいっさい使わず、残土を発生しないのが特徴という(詳細は「新建ハウジング」2013年8月30日号14面)。
 今回の性能証明取得を受けて、全国で施工代理店を募集するとともに、市場での実用化を進める。