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東京都、専用低金利ローン使える太陽光発電販売プランを選定

 東京都は、東京都環境公社と連携して進める専用低金利ローンを使った太陽光発電の販売プランを選定した。
 太陽光発電の導入を希望しながら予算不足のため導入を断念している都民を対象に、連携する金融機関㈱ジャックスが専用に提供する低金利ローン(実質年率1・95%)を提供。ローン返済期間は多少の負担増となるものの、完済後の売電収入で実質負担を大幅に減らせる。最終的に収入が生まれる可能性もある。
 都の試算によれば、都内4人家族の戸建て住宅に3kWの太陽光発電を設置し、10年間の専用ローンを使って導入した場合、10年間は実質負担が1万3900円と設置前より1割増えるものの、11年目以降は自家消費と売電収入で従来の電気代を大きく削減できる。
 専用ローンは頭金不要で、設置後の発電量モニタリングや定期点検などアフターケアサービスも付帯する。
 都は、プラン告知のため専用のウェブサイトを設置し、商品説明や取り扱い販売店の紹介をするほか、電話での相談窓口(TEL:03-6744-7357)も備え付け、相談や問い合わせに応える。