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東大と大京、FNJがHEMSの高付加価値化で実証実験

 東京大学生産技術研究所の岩船・荻本研究室と大京(東京都渋谷区)、ファミリーネット・ジャパン(FNJ、東京都渋谷区)の3者は、共同でHEMSの高付加価値化に向けた実証実験を行う。
 実験は「ライオンズはるひ野シーズンズテラス」(神奈川県川崎市、82戸)でおこなう。FNJが提供するHEMSを設置した世帯を対象に、部屋内の電力使用量などのエネルギーデータや、温度・湿度などの環境データを収集。集めたデータを利用し、居住者の生活習慣や節電効果、家電性能、住宅性能など「居住空間」に影響を与える複数の要素について多面的に分析する。
 アンケート調査や各家庭へのコンサルティングアドバイスなどもあわせておこない、「快適な居住空間」を実現するために有効な手法を継続的に検証する。
実証実験のイメージ