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コルク端材を再利用、ユニークな質感の壁紙開発 日本エムテクス

 日本エムテクス(東京都世田谷区)は9月、コルクを主原料とした壁紙「リコルク」を発売する。
 ワインボトルの栓を製造する過程で大量に出るコルク端材を再利用。通常はコルクを細かく粉砕した粒子をシート状にするが、「リコルク」は紙のうえに薄いコルクチップを塗り付けて加工することで、凹凸のある独特の質感を実現した。吸音性、遮熱性、断熱性、保温性にすぐれる。
 色はワインレッド、ワインホワイト、シャンパンイエローの3色。6万円(20mロール、幅95cm)。

 原料のコルクは、コルク樫の樹皮を加工ししたもの。コルク樫の約200年の寿命のなかで15〜20回樹皮を採取できるため、環境にやさしい素材として知られる。