最新のJAPANTEXはこちら

主要都市の地価、上昇地区が3分の2に

 国土交通省が8月27日発表した7月時点の主要都市の地価動向調査によると、調査対象全150地区のうち、上昇地区が前回(4月時点)の80地区から99地区に増え、全体の約3分の2を占めた。横ばいは41地区(前回51)、下落は10地区(前回19)と地価上昇の動きが鮮明になってきている。
 利便性の高い商業系地区での不動産投資意欲の高まりに加え、住宅系地区での需要増加などで、三大都市圏や一部の地方圏でも地価が上昇に転じた。報告書では、「従来の下落・横ばい基調から上昇基調への転換が広範に見られる」としている。