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不動産市況、回復基調に ティーマックスが独自調査

 不動産調査研究のティーマックス(東京都千代田区)が年に2回公表している「ティーマックス不動産天気予報」によると、全用途物件の2013年6月末時点の天気は「くもり」だが、13年下期、14年上期ともに「晴れ時々くもり」が続き、回復に向かう予報となった。

 用途別では、賃貸住宅・物流施設の天気予報は一貫して「晴れ時々くもり」が継続。オフィス・商業施設については、13年6月末時点の「くもり時々雨」が13年下期には「くもり」、14年上期は「晴れ時々くもり」になると予報している。

 同調査は、J-REIT保有不動産から基準不動産を抽出し、各物件の現在~6カ月後、7カ月後~12カ月後のNOI(Net Operating Income)を予測し、中長期的に安定的と見込まれる基準NOIとの乖(かい)離を天気図に見立て、市況見通しを定性的に表している。7段階での評価。