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住環協、住宅の温熱環境に関する性能認証をスタート

 戸建て住宅の室内環境・省エネ性に関する認証制度の創設・運用を目的に2011年9月に発足、2012年9月に一般社団法人化した「住建物の音熱環境性能表示推進協会」(=住環協、長野県長野市、山下恭弘代表理事)は、8月に初めての性能認証委員会を開催し、これまでに5件の性能認証の評価を行った。
 住環協が取り組む性能認証は、住宅の「温熱環境」「暖冷房」「総エネルギー消費」について審査し、その住宅の性能を評価、「性能認証証書」を発行するもの。認証を受けた住宅は、同協会のホームページ上に熱損失係数(Q値)、換気・暖房・給湯方式、断熱仕様、サッシなどに関する詳細情報が公開される。
 同協会は、全国の工務店や設計者にこの性能認証を積極的に活用してもらおうと、概要やメリットに関する情報発信を進め、普及をめざす。