総合不動産サービスのジョーンズラングラサール(JLL)がまとめた2013年第3四半期の投資分析レポート(確報)によると、世界の商業用不動産投資額は前年同期比41%増1400億ドルで、2008年以来2番目の取引額となった。日本の投資額も同139%増の87億ドル(円建ては201%増の8580億円)だった。
第1~3四半期(1~9月累計)で見ると、世界の投資額は3660億ドル(前年同期比21%増)。アジア太平洋地域、アメリカ大陸、EMEA(ヨーロッパ、中東、アフリカ)の全地域で前年同期の投資額を上回った。日本はドル建てで同68%増の295億ドルとなり、2012年通期の投資額(252億ドル)を17%上回った。円建てでも109%増の2兆8430億円で、2012年通期の投資額(1兆9850億円)を既に43%超えている。