矢野経済研究所(東京都中野区)は12月3日、2013年第3四半期(7〜9月)における住宅リフォーム市場調査の結果を発表した。
それによると、13年7〜9月の市場規模は1兆7961億円(速報値)で、前年同期比で10.6%増と推計。08年秋のリーマンショック以降、第3四半期としてはもっとも高い市場規模と なった。
また、1~9月期の市場規模は4兆8866億円(速報値、前年同期比10.5%増)で、03年以来の4.8兆円台を回復。大規模リフォームでは、消費増税の経過措置を見込んだ駆け込み需要も一部で発生したとした。
これらの好調を受けて、前回調査時より上方修正し13年の市場規模を6兆3000~6兆7000億円と予測する。