リストグループは、米国のディベロッパーであるザ・ハワードヒューズコーポレーションがハワイ・オアフ島カカアコ地区の再開発計画第1弾として建設する高級コンドミニアム2棟について、日本向けの販売を行う。リストグループで、海外高級不動産の販売などを行うジャパンサザビーズインターナショナルリアルティがこのほど、正規販売窓口として日本における独占販売権を取得した。2棟計482戸のうち、当初割り当ての50戸などを販売する。既に顧客への案内を行っており、一般販売が始まる2014年1月に先駆けて優先販売する考えだ。
再開発計画は「ワードビレッジ・プロジェクト」として、今後15年かけて行うもの。敷地面積は約7万坪で、約22棟のコンドミニアムタワーや商業施設、モノレール駅などが順次誕生して行く予定だ。
第1弾として開発するコンドミニアムタワーは、「アナハ」(総戸数311戸)と「ワイエア」(総戸数171戸)。アナハは専有面積が約40~620平方メートル。価格は150万~5000万ドルの予定。ワイエアは専有面積が約106~636平方メートル、約1629平方メートル。価格は45万~2000万ドルの予定。竣工はいずれも2016年秋の見通し。