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「空き家利用で地域再生」大南信也氏が11日高松、12日広島で講演

 国土交通省が主催する「不動産流通市場活性化のための講習会」が12月11日・サンポートホール高松(高松市)、同12日・広島国際会議場(広島市)で開かれる。両会場の講習会において「空き家利用による地域再生」をテーマに講演するのは、特定非営利活動法人グリーンバレーの大南信也理事長。同氏は、徳島県の徳島市に隣接する神山町で過疎化、少子高齢化、産業の衰退といった地方特有の地域課題に対し、過疎を受け入れる逆転の発想で街の再生に取り組んでいる中心人物だ。
 2010年10月以降、ITベンチャー企業10社が同市へサテライトオフィスの設置や本社を移転したことで、町の転入者が転出者を初めて上回った。こうした取り組みが全国的にも広く知られるようになり、現在、現地視察や講演の依頼が殺到しているという。
 今年度は、中古住宅の流通活性化を目的とする全国14協議会の報告の場として全国10会場で同講習会が展開されており、同氏は講師の一人としてこのうち富山会場、甲府会場でも講演。12月は、11日の高松と最終回となる12日の広島で講演が予定されている。
 時間は、両会場共に午後1時30分から4時まで。参加費無料。詳しくはホームページへ。
https://www2.jutaku-s.com/styuko/