国土交通省は1月23日、2013年度補正予算案に盛り込まれた「長期優良住宅化リフォーム推進事業」の内容を公表した。
同事業は、劣化対策や耐震性、省エネルギー性などで一定の基準を満たすリフォームに対する補助事業で、リフォーム工事後に少なくとも劣化対策と耐震性(新耐震基準適合等)の基準を満たす必要がある。リフォーム工事前にインスペクションを行うとともに工事後の維持保全計画を作成することが条件。
2014年9月末までに工事着手するものが対象。住宅の面積の条件もあり、戸建て木造の場合、55m2以上、1フロア40m2以上。
補助率は3分の1で、1戸あたりの上限は100万円。1提案あたりの補助額上限もあり、単独提案者の場合は、補助額5000万円程度、グループ提案者の場合は、補助額1億円程度が目安。
事業の開始にあたり、現段階の評価基準や現況検査チェックシートも公表した。