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「地の家」普及へ工務店ネットを設立ーNPO家づくり援護会

 住まい手の権利保護を目的に、建築士ら約60人で住まい選びや引渡し後のトラブル相談に応じるNPO家づくり援護会(東京)は、地域の家を地域でつくる「地の家」をめざすため工務店ネットワークNPO法人地の家ネットを新たに設立する。
 これまでNPO家づくり援護会の活動をつづけながらトラブル相談件数が増え続けるなかで、その原因が住宅を売るための「ビジネスの家」でにあると結論。 地域の家を地域でつくる「地の家」の普及をめざす。
 NPO家づくり援護会で推奨施工業者に指定されている事業者を核に、地域の文化、環境を大切にした家づくりをめざすなど、8つの行動規範を定めた「地の家八誓」に賛同する工務店を募る。地域の素材や技能を生かした商品開発を行う「家クラフト運動」や、統一価格体系での維持管理サービスを提供する「匠の道具箱」などを立ち上げる。
 小山氏の問題意識や新NPOの理念などをまとめた書籍「『地の家』革命」(税込:1,260円)の申し込みは同社(メール:[email protected])まで。