ジョーンズ ラング ラサール(JLL)がこのほどまとめた「投資分析レポート(2013年第2四半期)」によると、13年第2四半期の世界の不動産投資額(オフィス、商業施設、ホテルなど)は1140億ドル(前年比4%増)となり、13年上半期としては前年比11%増となった。
日本の投資額も高水準を示し、13年上半期で前年比50%増の209億ドル、円建てベースでは85%増の約2兆円に達した。円建てベースで見ると、12年通期の投資総額を既に突破している。ドルベースでは、12年通期は248億ドル。
なお、各国の上半期増減率(ドルベース)は、ドイツが43%増と日本同様に高水準であるなか、オーストラリアは10%増、イギリスは4%増、フランスは6%増で、中国は20%減になるなど日本の好調さがうかがえる結果となった。