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風速・足場のズレをセンサーで検知、アラームでお知らせ

 日本電業工作(東京都千代田区)は、強風・突風による足場倒壊の危険をセンサーで検知しアラームで知らせる「風速・足場倒壊監視システム」を開発した。
 足場上部に「風速センサ」と足場倒壊検知用の「マグネットセンサ」を設置し風速データを定期的に管理者に知らせるとともに、風速が設定した基準値を超えたり、建物と足場のズレを感知するなど異常があった際にアラームを発報するシステム。
 風速データを管理者に送信する時間を早朝に設定しておけば、始業前に現場の風速を確認し、その日の工事の可否や必要な道具について事前に判断することが可能。また、現場にいなくても風速の状況がわかるため、休日や夜間でも異常に気付くことができる。
 消費電力は0.36W。小型太陽光パネルと小型鉛蓄電池で運用する。