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八王子で第1号の「景観協定」 小田急不の戸建て開発で

 小田急不動産は、東京・八王子市で分譲中の戸建て開発「リーフィア南大沢」で、八王子市第1号となる景観法に基づく「景観協定」の認可を受けた。

 八王子市は、2011年10月に「八王子市景観計画」を策定し、「豊かな自然に抱かれた住み続けたいまち」を基本理念にした景観づくりを進めている。小田急不動産は今回、分譲に先立ち、住民が守るべき基準をあらかじめ策定。景観の変化などによるトラブルを未然に防き、住環境の維持を図ることを目的に同市と協議を重ね、11月18日付で認可を受けた。

 景観協定に定めている基準は、(1)屋根に10分の1以上の勾配をつける、(2)屋根や外壁の色彩の制限、(3)アンテナ類は地盤から7メートル以下の高さとする、(4)屋外広告物の設置の制限など。

 「リーフィア南大沢」は、戸建てツーバイフォー住宅全68戸。京王相模原線南大沢駅バス9分、「鑓水住宅入口」下車徒歩2分。引き渡し開始は12月中旬を予定している。