小田急不動産はこのほど、実施中の瑕疵保証サービスを拡充した。保証期間を1年とする短期版の既存住宅売買瑕疵保険を、メニューに追加した。
同社は昨年より、専任・専属専任媒介を受託した戸建て住宅を対象として瑕疵保証サービスを実施している。売主の費用負担はゼロで、保証期間1年・保証上限額250万円の自社保証タイプと、期間5年・上限額1000万円の瑕疵保険タイプの2種類から選べる形式。今回、前者の自社保証タイプを廃止して短期版の瑕疵保険に代えた。この結果メニューはいずれも瑕疵保険タイプとなり、保証期間1年と同5年の2種類になった。保証上限額はいずれも1000万円。対象部位に変更はなく、構造上主要な部位の木部の腐食と雨漏り、給排水管・電気配線の故障、ガス管の故障。検査と保証業務は従来通り、既存住宅保証センター(東京都新宿区)に委託する。このほか、シロアリ被害もオプション対応が可能。また、これまで築20年としていた要件を築25年に変更した。