最新のJAPANTEXはこちら

有形文化財

今回は東京にある登録有形文化財の撮影に行っていました。

建築の設計者は保岡勝也(やすおかかつや)は、あの日本銀行や東京駅などの設計をした辰野金吾に学び、丸の内仲通りなどのデザインを手がけた住宅作家です。

今回は主に室内を撮らせて頂きました。とても素敵な照明や建具、障子の桟の作りから襖の金物など細かなところに職人の技術の高さが伺えました。

持主の方はコウモリの形をした襖の金物がお気に入りとのことでした。確か中国では、コウモリの発音が、幸福の「福」に似ていると言うことからよく使われたそうですが、ここで使われたコウモリのデザインもそのような意味で作られたのでしょうか。

今回は、日が暮れて小雨が降って来てしまいましたので、外観や庭先の撮影をする時間がありませんでしたが、春先など庭先が素敵な時期にでもまた撮影できればと思っています。

今回持ち主のご好意により、撮影した写真のいくつかのカットを「暮らしぼっこ」の「Free Photo Image」に使わせて頂ける事になりましたので、準備ができましたらアップしたいと思います。

0