最新のJAPANTEXはこちら

国の公共建築物、木造棟数が35.5%増

 国土交通省は11月7日、2012年度中に国が整備した公共建築物における木材の利用状況を公表した。3階建て以下の公共建築物462棟のうち、木造によるものは42棟だった。2011年度は506棟中31棟で、棟数ベースでは35.5%増えた。延べ面積ベースでは2012年度が7744m2で、2011年度の6534m2から18.5%増えた。
 内装の木質化を行った公共建築物の棟数(木造分は除く)は、2012年度は258棟と、2011年度の257棟から0.4%増えた。
 木造化と木質化を合わせた木材使用量は5002m3だった。2011年度の9511m3から約半減した。